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2024年の太陽光発電所の売却相場は?高く売る為のチェックポイントをご紹介!

公開日:2024年7月25日

こんにちは。太陽光発電所の仲介・買取クラベールの編集部です。
今回は2024年度の売却市場環境と相場、そして発電所を高く売却するためのポイントについて解説します。

 

 

2024年度の発電所の売却市場環境は?

2012年にスタートしたFIT制度により全国で65万基を超える発電所が建設されました。
この内、50kW未満の低圧発電所は全体の95%、62万基に及び、売電開始から数年経過した発電所がセカンダリー(中古)市場で活発に取引されています。

売却が増えている2大理由

活発に取引されている中古の太陽光発電所。売却を検討する理由を見てみましょう。

1)機器の経年劣化

1つ目の理由は、設備の経年劣化によるメンテナンスコストの増大です。発電機器は10年前後で何らかの不具合が生じることが多く、たとえばパネルの出力低下、パワーコンディショナの変換効率の低下や故障などがそれです。FIT制度の初期に作られた50kw未満の低圧発電所は全国に26万基程度あり、メンテナンスコストが増大する前に売却して出口を迎えたいと考える発電事業者様が増えています。

2)出力制御への懸念

売却理由の2つ目は、出力制御への懸念です。電気は必ず需要と供給のバランスを保つ必要があります。ある地域で需要が少なく、供給ばかり多い状態を放置すると電気の安定供給に悪影響となります。電気の需要が少ない状況では供給側である発電設備の出力を制御し抑制します。これが出力制御です。出力制御が行われると売電事業者は売電収益を得ることができません。
実際、2018年より九州エリアなどで出力制御が行われてきました。晴天で太陽光による発電量が多く、かつ工場などが停止している週末に制御が行われる可能性があり、今後、多くの地域で出力制御の規模が拡大するのではとの懸念があります。

それでも買い手がつく理由

前項で発電開始から数年程度経過した発電所からセカンダリー市場に売りに出されているとご説明致しました。売却理由として1つ目、メンテナンスコストが増大すると利回りが悪くなるのでその前に出口を迎えようと考えられる事業者様が多いこと。2つ目に、出力制御への懸念を書きました。
では、中古の発電所を購入される方は想定の利回りが出ず損をするということでしょうか。結論として、損にはなりません。クラベールでは売却希望の発電所を査定させていただく際、発電設備の不具合等を確認させていただき、場合によっては修繕して仲介、または買取させていただいております。発電所の部材(パネル・パワーコンディショナ等)はFIT制度初期と比べると大きく下がっています。さらに太陽光発電部材の商社でもある当社はこれらをエンド価格ではなく卸価格で仕入れることができる為、より低コストで修繕でき、利回りの悪化を防ぎながら安定した長期の発電を可能にした状態で仲介させていただいております。

 

また、出力制御への懸念に関しても電力会社間で電力を融通し合う「地域間連系」が進んでいます。実際2018年には東京電力エリアの電力不足への懸念を他エリアの協力で乗り切りました。現状、東京電力、中部電力、関西電力の3エリアでの出力制御の可能性は低く、その他エリアに関しても需要地の3エリアへの供給の他、ベースロード電源となる火力、水力などのコントロールにより太陽光発電を含めた自然変動電源の抑制の優先度は低いです。以上のようなことから発電所の買い手の大きな懸念材料とはなっていないと感じられます。

売却価格の相場はどのように決めるの?

 

 

売却価格の相場として、残りのFIT期間の総売電収入を2で割るという計算式がネット上で散見されます。あくまで目安であるということが謳われていますが、この式を鵜呑みにするのは危険です。なぜなら残りのFIT期間によっては過剰に安く見積られてしまうからです。仮に年間の売電収入が200万円、売電開始後5年経過した発電所を例に計算してみましょう。

 

この場合、

200万円 × FIT残存期間15年 ÷ 2 = 売却価格1,500万円

となります。
表面利回り13.3%となり、買い手からすると非常に魅力的です。仲介業者は容易に買い手を見つけられます。
また売却価格からは仲介会社の手数料が差し引かれますので、売主様が実際手にする金額は1500万円を下回ります。

 

当社では売却価格を決定する際、発電実績とFITの残存期間をもとに表面利回り10%を目安に設定させていただくことが多く、たとえば年間売電収入が200万円であれば2,000万円程度を軸に残りのFIT期間と現金化の希望時期などをお伺いした上で調整させていただいております。

 

発電所の売却・査定のご依頼

当サイトは全量買取制度の草創期より産業用太陽光発電のコンサルティングを手がけ、ノウハウを蓄積してきた株式会社バイタルフォースが運営しております。分譲太陽光発電所の集客、販売を行ってきた経緯からこの分野にご興味をお持ちの投資家様と売主様をスピーディーにマッチング(仲介)することができます。売却・購入ともにセカンダリーマーケット(中古転売市場)をリードする当社がきっとお役に立てます。

 

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売却価格を上げる為の3つのチェックポイント

ここでは当社が発電所を査定させていただく際、どのような点に注目し、査定を行っているのかをご説明したいと思います。

 

 

>>査定のご依頼はこちらからお気軽にお問合せください。

 

その上でさらに売却(査定)額を上げるポイントを3つご紹介致します。

1)メンテナンス体制

遠隔監視システムの導入と、適正価格のメンテナンス契約を確認しましょう。
遠隔監視システムは台風などでの急な発電停止や設備の不具合による発電量の低下などのトラブルをいち早く察知し対処するために必要で、設置を希望される買主様も多く、導入済み場合はプラス査定となります。また割高なメンテナンス契約が紐付きとなっていないかも確認しましょう。買主様の中にはご自身で草刈り等の行い、メンテナンス費用を抑えたいと考えられる方も多くいらっしゃいますので、割高な契約があれば解約できないか検討してみることも必要です。

 

当社の低料金メンテナンスサービスのご案内

過剰なサービスを省き、障害発生時の対応に特化することで料金を抑え、オーナー様の利益「YOUR PROFITユアプロフィット」を最大化します。

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2)発電システムの保証体制

買手の心理として購入直後に発電設備の故障により修理費用や買替え発生するのは避けたいと考えていますので、メーカー保証が有効であるかは重要です。またパネルやパワーコンディショナのメーカーが存在するか、あるいは日本国内の保守体制が機能しているかも重要です。日本国内の代理店が事業撤退しているケースなどでは保証を受けるハードルが高くなることがありマイナス査定となります。

3)過去に自然災害がなく、出力抑制がない地域

過去に自然災害が発生した地域であれば買主様から敬遠される可能性があります。また九州管内などは出力抑制が実施されたことがありますので、抑制の可能性の低い東京電力・中部電力・関西電力エリアは出力抑制の可能性を考慮しなくてもよい為、買手側の価格交渉の材料にされにくく売却価格を維持することができるでしょう。

まとめ

今回は、2024年度の太陽光発電所の売却市場環境と売却価格の相場、さらに高く売却するためのポイントについて解説しました。2024年度の売却市場では、メンテナンスコストの増大や出力制御への懸念から、中古の太陽光発電所が活発に取引されています。一方で、修繕を行い利回りを安定させることや、出力制御の回避策も進んでおり、買い手も増えています。
売却価格を上げるためには、遠隔監視システムの導入、適正なメンテナンス契約、メーカー保証の有効性などを確認する必要があります。

弊社クラベールは中古太陽光発電所の買取や売却の仲介サービスを提供しています。買取ご希望の場合は査定後短期間で現金化可能です。また、仲介をご希望の場合は発電所の査定後、買主様との交渉から契約手続きまで専任担当者がサポートさせていただきます。売却ご検討の場合はお気軽にフリーダイヤル0120-156-226または専用WEBフォームよりお問い合わせくださいませ!

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