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太陽光発電所を20年経たずに売却する理由とは?

公開日:2024年8月28日

2012年に始まった全量買取制度は発電開始から20年間、発電した電気の全量を電力会社が買い取ることを定めた制度です。この全量買取制度により太陽光発電所への投資が大きく前進しました。

 

ところが、20年間一定の収入が約束される買取期間の満了を待たずに発電所を手放すオーナーもいるのです。この方達はなぜ太陽光発電所を売却するのでしょうか。今回は発電所を売却する理由について解説します。

 

 

投資家が気にする発電所を手放す理由

新たに中古発電所のオーナーとなられる方は前の所有者がなぜ発電所を手放したのか気になります。中古発電所の仲介を行う当社の現場情報をもとに、発電所を手放す理由をご紹介します。

 

1.もともと売却を検討していた

発電所購入時に減価償却費の一括計上で本業の利益を圧縮し、税金を減らすことができたため、一定期間経過後に売却することを当初より計画されていたケースです。発電設備は所有期間5年経過後に売却すると税金を抑えることができます。

 

詳しくは次の記事を参照してください。

太陽光発電所の売却時にかかる税金とは?詳しく解説します!

 

また個人の方では投資対象の変更や発電所の買い替えなど計画的に売却される方が多くおられます。

 

2.現金が必要になった

これは背景が様々ですが、法人の方であれば当初、本業が順調であったものの社会情勢の変化や災害などで急に資金が必要になった等の理由です。また個人の方は相続を理由に現金化を希望されるケースも目立ってきました。

 

3.機器の経年劣化

3つ目の理由は、設備の経年劣化によるメンテナンスコストの増大です。発電機器は10年前後で不具合が生じることが多く、たとえばパネルの出力低下、パワーコンディショナの変換効率の低下や故障などがそれです。FIT制度の初期に作られた50kw未満の低圧発電所は全国に26万基程度あり、メンテナンスコストが増大する前に売却して出口を迎えたいと考える発電事業者様が増えています。

 

4.出力制御への懸念

電気は必ず需要と供給のバランスを保つ必要があります。ある地域で需要が少なく、供給ばかり多い状態を放置すると電気の安定供給に悪影響となります。電気の需要が少ない状況では供給側である発電設備の出力を制御し抑制します。これが出力制御です。出力制御が行われると売電事業者は売電収益を得ることができません。
実際、2018年より九州エリアなどで出力制御が行われてきました。晴天で太陽光による発電量が多く、かつ工場などが停止している週末に制御が行われる可能性があり、今後、さらに多くの地域で大規模な出力制御が行われるのではと懸念されています。

 

5.発電量が期待を下回った

これは「機器の経年劣化」や「出力制御への懸念」でご紹介した内容と被る部分がありますが、発電開始当初と発電環境が変わってしまったという理由です。具体的には周辺の樹木が成長しパネルに影がかかるようになった。あるいは新たに建てられた建物の影がかかるようになった等、何らかの理由により当初想定していた発電量が得られず、損切での売却ということです。

 

それでも中古市場が活況な訳

ここまで発電所を手放す理由を解説してきました。理由の1番と2番は新たに中古発電所のオーナーとなられる方が購入を躊躇するような内容ではないと思います。
問題は3番以降をどのように解釈するかです。

 

 

機器の経年劣化への解釈

当社では売却希望の発電所を査定させていただく際、発電設備の不具合等を確認させていただき、場合によっては修繕して仲介、または買取させていただいております。発電所の部材(パネル・パワーコンディショナ等)の価格はFIT制度初期と比べると大きく下がっています。さらに太陽光発電部材の商社でもある当社はこれらをエンド価格ではなく卸価格で仕入れることができる為、より低コストで修繕でき、利回りの悪化を防ぎながら安定した長期の発電を可能にした状態で仲介させていただいております。

 

出力制御への懸念への解釈

また、出力制御への懸念に関しても電力会社間で電力を融通し合う「地域間連系」が進んでいます。実際2018年には東京電力エリアの電力不足への懸念を他エリアの協力で乗り切りました。現状、東京電力、中部電力、関西電力の3エリアでの出力制御の可能性は低く、その他エリアに関しても需要地の3エリアへの供給の他、ベースロード電源となる火力、水力などのコントロールにより太陽光発電を含めた自然変動電源の抑制の優先度は低いです。以上のようなことから発電所の買い手の大きな懸念材料とはなっていないと感じられます。

 

発電量が期待を下回ったという理由への解釈

中古発電所は、既に発電実績があるため、実績をもとに価格が決定されます。したがって、発電量が少ない場合は販売価格も低く設定されます。発電シミュレーションしか判断材料のなかった最初のオーナー様と違い実際の発電量を確認できる中古は期待するリターンを高い確率で得ることができる点が魅力です。

 

このように新たな発電所のオーナー様にとってネガティブな理由であったとしても対処方法があり、これが中古市場が活況な一因でもあります。

 

まとめ

太陽光発電所の売却理由には、減価償却を利用した計画的な売却、急な資金需要、機器の経年劣化、出力制御への懸念、発電量の低下などが挙げられます。これらの理由の一部は新たなオーナーにとって懸念材料となり得ますが、対策が存在するため、中古市場は依然として活況を呈しています。特に、発電実績のある中古発電所は、実際の発電量に基づいて価格が設定されるため、安定した投資が期待できることが中古市場の人気を支えています。

 

弊社クラベールは中古太陽光発電所の買取や売却の仲介サービスを提供しています。買取ご希望の場合は査定後短期間で現金化可能です。また、仲介をご希望の場合は発電所の査定後、買主様との交渉から契約手続きまで専任担当者がサポートさせていただきます。売却ご検討の場合はお気軽にフリーダイヤル0120-156-226または専用WEBフォームよりお問い合わせくださいませ!

 

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