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0120-156-226受付時間 10:00～18:00公開日：2024年8月19日
2012年に始まった全量買取制度から10年以上が経過し、太陽光発電所を売却して出口を迎えたいと考えるオーナー様が増えています。しかしながら中古太陽光発電所の市場は不動産の売却市場と違い、歴史も浅く未整備です。設備を売却しようにも買主を自力で見つけるには限界があります。そこでこの記事では、中古の太陽光発電所を売却する方法と売却時に必要な手続きの流れについて解説していきます。
目次
中古の太陽光発電所を売却する最もスタンダードなやり方は専門の業者を利用することです。
自力で買主を探すより早く、適正価格で売却でき、さらに売却に関連した申請のサポートも受けられるため煩わしさもありません。また、信販会社と連携して中古発電所のローン販売を可能にしている業者もおり、より広範囲の買主（投資家）にアプローチできる点も業者を利用するメリットと言えるでしょう。
業者を利用した売却には「仲介」と「買取」の２つがあります。それぞれのメリットとデメリットを見てみましょう。
「仲介」は業者が発電所の買主を探し、売買の仲介を行います。仲介のメリットは「買取」と比べると適正な市場価格で売却できるということでしょう。逆にデメリットは売却まで比較的時間がかかるということでしょうか。
中古発電所の売却方法の２つ目は業者による「買取」です。買取のメリットはとにかく売却完了が早いことです。急に事業資金が必要になった等で現金化を急がれる場合は業者による買取が最速です。一方、デメリットは市場価格より買取価格が安くなることで、これは買い取った発電所を業者が再販するためです。
まとめると、現金化を急ぐなら「買取」、市場価格で売却なら「仲介」となりますが、現金化までのスピードと市場価格での売却を両立することは可能です。現在、中古市場では売買が活発に行われており、仲介であっても適正価格で売却（売主様が相場より高い価格での売却を望まなければ）の場合、比較的早期に売買が成立します。
以下の記事もご覧ください。
発電所の売却・査定のご依頼
当サイトは全量買取制度の草創期より産業用太陽光発電のコンサルティングを手がけ、ノウハウを蓄積してきた株式会社バイタルフォースが運営しております。分譲太陽光発電所の集客、販売を行ってきた経緯からこの分野にご興味をお持ちの投資家様と売主様をスピーディーにマッチング（仲介）することができます。売却・購入ともにセカンダリーマーケット(中古転売市場)をリードする当社がきっとお役に立てます。
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また、お電話での売却・査定のご依頼はフリーダイヤル0120-156-226までお気軽にお問い合わせください。
ここからは当社にて売却の仲介を依頼いただいた場合の手続きの流れをご説明いたします。
まず、年間の発電量などをもとに簡易査定を行い、売却価格の目安をお伝えいたします。その際、必要となる情報は次のようなものです。
1.年間発電量（Kwh）
2.FIT価格
3.連系時期
4.発電所所在地
売却価格は表面利回り10%以上を目安に、売主様の意向を考慮して決定します。
売却価格と仲介手数料にご納得いただけましたら、仲介契約の締結をします。
同時に発電所の詳細情報を当社にて確認し、買主様への提案資料の作成を行います。
売却に必要な書類等
買主様への提案資料作成に当たって必要な書類等を以下に列挙します。
また、買主様へ提案の際、売却理由を気にされる方もおられますので、当社担当者がお伺いすることがございます。
No. 書類名 備考 1. 設備認定証明書 JPEAのマイページログイン用の設置者IDとパスワードをお持ちかどうか、事前にご確認をお願いします 2. 電力需給契約書 3. レイアウト図、配線図 4. 謄本、公図 5. 過去の発電実績 連系時からすべて 6. 土地の場所の分かる地図 グーグル座標で構いません 7. パネル、パワコン保証書 名義変更後、保証は引継ぎ可能かどうか 8. 施工会社様情報 施工業者様もしくは販売店様の情報を頂けましたら弊社から確認いたします 9. 発電所写真 10. その他、ご加入必須なものがあればお知らせ下さい メンテナンス契約など 11. 経産省への定期報告はお済かどうか 12. フェンスの有無 13. 監視システムの有無 通信費別途の場合は、金額も
提案書の作成が完了しましたら、仲介業務を開始します。売主様へのアプローチはホームページを通じて、あるいは既に当社とお付き合いのある投資家様へのご紹介となります。当社は全量買取制度の草創期より産業用太陽光発電所のコンサルティングを手がけ、この分野に興味をお持ちの投資家様のリストを保有しておりますので、スピーディーにマッチングすることができます。
個人の買主様が発電所に興味を持たれた場合、信販会社と連携しローンの設定をご相談させていただく場合がございます。
買主様からの価格交渉、諸条件の確認等はすべて当社スタッフが間に入りまして対応させていただきます。買主様の購入意思の確認ができましたら、いよいよ売買契約締結に向けて動いていきます。当社から契約書の案を提示いたしますので、売主様、買主様双方のご確認と修正を経た後、契約締結となります。
契約書の内容に基づき、売却金が買主様より支払われます。
売却金の着金をご確認いただきましたら、速やかに各種名義変更を行います。
届け出が必要な主な変更手続きとしては、
・設備認定の名義変更
・電力会社との売電契約の名義変更
・土地登記簿の名義変更
・メンテナンス契約の名義変更
・監視システムの名義変更
などです。変更のサポートは当社スタッフにお任せください。また、土地の変更手続きは司法書士をご紹介いたします。
当社では「成功報酬制」と「掲載料金制」の２つのプランをご用意しております。
成功報酬制は売買契約が成立した場合のみ手数料が発生する仕組みです。また、掲載料金制は当社ホームページに売却発電所情報を掲載した際に手数料をお支払いいただくプランです。各プランの特徴をまとめますと次のようになります。
成功報酬制
| メリット | 当社の既存の投資家への紹介を通じて早期の売却、現金化が期待できる。 また、売買が成立した場合のみ費用が発生し、それまでは一切費用発生はない。 |
|---|---|
| デメリット | 掲載料金制と比較すると手数料が高い。 |
掲載料金制
| メリット | 成功報酬制と比較すると手数料が安い。 |
|---|---|
| デメリット | 当社ホームページに発電所情報を掲載し新規の買主様からの問合せを待つため、利回りが低いと売却まで時間がかかる。 |
２つのプランを比較しますと、成功報酬制は既存の投資家を含めて当社スタッフが売却をサポートしますため、比較的早期に売買が成立する可能性が高く、一方、掲載料金制は希望の売却条件の成立までじっくり検討できる時間的余裕がある場合に向いているでしょう。
ここまで両プランを比較してきましたが、掲載料金制であっても買主様にとって魅力的な利回りを最初から設定いただくと早期に売却が可能です。お持ちの発電所の査定依頼は無料ですのでお気軽にお問い合わせください。
>>太陽光発電所の売却・査定のご依頼はこちらから
また、お電話での売却・査定のご依頼はフリーダイヤル0120-156-226までお気軽にお問い合わせください。
売却によって発生する税金は所得税、住民税などです。太陽光発電所は動産である発電設備と不動産である土地、それぞれ分けて課税対象額を算出します。
発電設備の課税対象額の計算は以下のように行います。
課税対象額 ＝ 売却価額 ―（帳簿価額※１＋手数料※２）― 特別控除50万円
※1購入金額から減価償却費を差し引いた金額
※2売却した際に発生する手数料（仲介手数料など）
土地の課税対象額の計算は以下のように行います。
課税対象額 ＝ 売却価額 ―（購入金額＋手数料※２）
※2売却した際に発生する手数料（仲介手数料など）
算出した課税対象額に所得税、住民税の税率を掛けて税額を決定します。
所得税は超過累進税率で所得が多くなるに従って段階的に高くなり、5～45%までの７段階の税率を掛けて算出します。
また、また、住民税の税率は10%（一律）です。
さらに詳しくは次の記事をご覧ください。
今回は太陽光発電所の売却について、主に仲介業者を利用した手続きの流れを説明しました。本文でも触れたように、現在の中古市場では売買が活発に行われており、仲介を利用しても適正価格での売却なら比較的早期に売買が成立します。現金化をお急ぎでしたら、簡易査定を当日中に行いますので、必要書類をご準備の上、お問い合わせください。
弊社クラベールでは、中古太陽光発電所の買取および売却の仲介サービスを提供しています。買取をご希望の場合は、査定後、短期間での現金化が可能です。また、仲介をご希望の場合は、査定後、買主様との交渉から契約手続きまで専任担当者がサポートいたします。売却をご検討の際は、お気軽にフリーダイヤル0120-156-226、または専用WEBフォームからお問い合わせください。
